外壁の雨漏りが原因かも?お家のカビ臭いお悩みは外壁メンテナンスで解決!
2025.02.28 (Fri) 更新

こんにちは。
東京都墨田区・江東区・台東区・江戸川区密着で外壁塗装、屋根塗装、雨漏り補修、防水工事リフォームを行う外壁塗装&屋根・雨漏り専門店ベストリニューアルです。
お家の中がカビ臭いと、生活に支障も出てしまいます。臭いは、お家の中に原因がある場合もありますが、外壁の雨漏りが原因になっていることもあります。
そこで、今回は外壁の雨漏りが起こる原因や雨漏りがもたらすお家や人への影響、応急処置などについてわかりやすくご紹介していきます。
ぜひ参考にしてくださいね。
目次
部屋がカビ臭いのは外壁の雨漏りが原因!?
部屋の中がカビ臭い場合、多くの方は室内に原因があると考えるでしょう。しかし、カビ臭い原因がさまざまあるなかで、外壁が原因となるケースもあります。外壁が元となるカビ臭さは、何が原因なのでしょうか。
部屋が臭い原因とは
まず、カビが繁殖しやすい状態は、室温が25度前後かつ、湿度80%以上の環境だといわれています。そのため、外壁が原因の場合に関わらず、なんらかの理由で室内にこれらの条件が揃うと、カビが繁殖してしまい、結果として部屋が臭くなってしまうのです。
そして外壁の雨漏りが原因である場合は、雨漏りにより外壁からの水分や湿気が室内の壁や床、天井に入り込み、木材や表面材料が水分を含んでしまうからです。そうすると、室内も湿度が高い状態になり、それが続くことでカビが繁殖して、臭さの原因となります。
雨漏りかどうかのチェックポイント
外壁の雨漏りは、部屋の中にも影響を与える恐れがありますが、外壁が雨漏りしているかどうかを判断する方法がわからない方も少なくないでしょう。詳しい調査は業者に依頼する必要がありますが、まずは次の項目を参考にチェックしてみてください。
【外壁の雨漏りを疑うチェックポイント】
□天井の壁紙に浮きやシミがある
□クローゼット・押入れの中にカビがある
□床材に盛り上がっている箇所がある
□建物内で水滴が落ちるような音が聞こえる
□外壁に変色が見られる
□サッシに水が溜まっている など
これらの症状が確認できる場合は、早めの対処が必要です。なお、屋根の雨漏りも外壁同様、お家内部に影響を及ぼす恐れがあります。屋根の雨漏りについては、下記の記事も参考にしてみてください。
カビやカビ臭さを放置するとどうなる?
部屋の中でカビ臭さを感じても、忙しくて発生原因を見つける時間がなく、しばらく放置してしまっている方もいるのではないでしょうか。カビ臭さを放置しておくと、お家への影響だけでなく、住んでいる家族の健康にも影響を及ぼす恐れがあります。
お家への影響
雨漏りすると、外壁からお家の内部にまで雨水が浸入してきます。そして、お家内部の柱や躯体にまで影響が及び腐食するような事態になれば、最悪の場合、お家の寿命を短くしてしまうでしょう。
さらにお家の被害のなかでも特に注意が必要なシロアリの発生も雨漏りが原因となる可能性が8割にも及ぶとされています。なぜならシロアリは、湿った木材を好むため、雨漏りした状態の外壁だけでなく、柱や躯体を食い荒らしてしまうのです。
基本的に雨漏りは、補修しなければどんどん進行していくため、お家内部のトラブルに発展する前に対処しなければいけません。
人体への影響
カビ臭さは、生活へのストレスになることもあるでしょう。それだけでなく、カビにはアレルギーに影響のある物質が含まれているため、くしゃみや鼻水、目のかゆみを引き起こすこともあります。また、一般的なアレルギー症状に加え、気管支炎や喘息、皮膚真菌症などもカビのアレルギー物質が原因で発症することがあります。
さらにカビには有害物質を発生するものもあるといわれており、慢性的な頭痛やめまいを引き起こす可能性もあるため、注意が必要です。
外壁に雨漏りが起こる原因
外壁に雨漏りが起こると、外壁だけでなくお家の内部や家の中で暮らす家族にも影響があります。しかし、雨漏りと聞くと、一般的に屋根や天井をイメージする人も少なくないでしょう。外壁の雨漏りとは、どのような原因で発生するのでしょうか。
原因1|経年劣化
外壁に使用されているモルタルやタイル、サンディングなどは日々紫外線や雨水の影響を受け劣化していきます。劣化が進むと、外壁にひび割れが起きたり、継ぎ目に割れや剥がれが見られたりするようになるでしょう。
これらのわずかな隙間から、雨水が浸入し外壁の雨漏りが進行していきます。
原因2|施工不良
外壁は定期的にメンテナンスする必要がありますが、購入直後に雨漏りが発生した場合は、施工時の不良が原因であることも考えられるでしょう。雨水が浸入しやすい窓枠や換気口の取り付けの際に、隙間が出来てしまっていた場合、そのわずかな隙間から雨水が浸入してしまいます。
この場合は、早めに建築業者やハウスメーカーに連絡し、調査と修繕を依頼するようにしましょう。
業者が行う雨漏りチェックの方法
外壁のみならず、お家のどこかに雨漏りが発生した場合は、早めに業者へ連絡し、状態を確認してもらう必要があります。業者はどのような方法で雨漏りをチェックするのか、一例を紹介します。
目視調査
まずは依頼者からどのような症状があるのかヒアリングし、雨漏りの原因とみられるところを実際に見て状態を調査します。目視調査では、外壁表面や屋根材の割れは特定できますが、内部の状態などは判断できない可能性もあります。
散水調査
散水調査とは、雨漏りが発生している可能性のある場所周辺にホースで水をかけて、雨漏りしているところを詳細に特定する調査方法です。
発光液調査
発酵益調査は、漏水している場合に紫外線を照射すると青白く光る液体を塗り、雨漏りが疑われる場所に塗って確認する方法です。この調査は、雨漏り箇所だけでなく浸入経路の確認にも使用されます。
赤外線カメラ調査
赤外線カメラを使用して、雨漏りしている恐れのある箇所を撮影すると、水で濡れて温度が低いところは青く見えます。そのため、この調査でも雨漏りの場所を特定したり、雨漏りの経路を特定したりできます。
自分でできる応急処置
カビ臭さの原因として外壁の雨漏りが考えられる場合は、早めに業者へ調査や修繕を依頼すべきですが、即日業者を呼んだり、修繕してもらえたりするわけではありません。まずは、少しでも雨漏りによるカビ臭さを軽減させたり、雨漏りの範囲拡大を防いだりするために、自分でもできる簡単な応急処置を紹介します。
部屋の換気をする
いますぐ行える方法としては、換気がおすすめです。室内の空気を外気と入れ替えたり、外気で薄めるたりすることにより、カビ臭さを軽減できるでしょう。また換気すれば、カビの繁殖原因である湿気も抑えられるため、雨漏りによるカビの発生を少しでも減らすために効果的です。
サーキュレーターがある場合は、そちらも使用しながら効果的に換気しましょう。
消臭剤・炭を置く
カビ臭さを抑えるためには、消臭剤を使用するのもよいでしょう。
また、竹炭などの炭には、消臭や除湿の効果が期待できます。なぜなら、炭には酸性の性質があり、アルカリ性物質を吸着しやすいという特徴があるため、臭いや湿気を吸収するのに効果的だからです。また、内部表面が大きく、水分を多く留められる特徴があることも炭に消臭・除湿効果があるとされている理由です。
ブルーシートで覆う
外壁表面に明らかな雨漏りが見られる場合は、一時的な処置としてブルーシートで覆い、これ以上雨水が入らないようにしましょう。設置する際には、雨水が入らないようにしっかり覆うだけでなく、隙間なく留めておくことが重要です。
防水テープで防ぐ
雨漏りの範囲が広い場合や、大まかな場所しか分からない場合は、ブルーシートで覆って対応しますが、雨漏りの範囲が比較的小さく、場所も特定できる場合は防水テープがおすすめです。表面の水分をしっかり取り除いてから、該当の箇所をしっかり覆うように貼りましょう。
壁紙の張り替えをする
部屋の壁紙にも雨漏りやカビの影響が出ている場合、壁の取り替えには高額な費用がかかるため、壁紙の張り替えで応急処置するのもよいでしょう。
しかし、カビが発生している状態を放置して上から壁紙を覆うだけでは、腐食が進んでしまいます。必要な修繕を行ってから、張り替えるようにしてください。
外壁の雨漏りや臭いが気になるときは業者へ相談を
部屋のカビ臭さや外壁の雨漏りが見つかった場合の応急処置を紹介しましたが、いずれも一時的な対応です。カビの発生や腐食が見られる場合は、該当箇所をそのままにしておくと、範囲がどんどん広がってしまい、大きなトラブルになりかねません。
そのため、外壁のメンテナンスを扱う外壁塗装業者や、リフォーム業者などに問い合わせて、雨漏りの発生箇所や原因を調査してもらって、適切な修繕をするようにしましょう。
まとめ
今回は、お家の室内がカビ臭いと感じる原因のひとつである、外壁の雨漏りについて解説しました。
雨漏りを放置するとカビの繁殖しやすい状態をそのままにしていることになります。カビは外壁のみならず、お家内部の木材を腐食する恐れがあるだけでなく、人体にもアレルギーなどの影響を及ぼす可能性があります。換気などの応急処置をしつつ、早めに業者へ問い合わせて対処するようにしましょう。
ベストリニューアルは、創業以来60年以上にわたり塗装工事を行っております。
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