外壁塗装の工事期間の過ごし方は?ストレスなく生活するためのアドバイスも!
2024.12.27 (Fri) 更新
こんにちは。
東京都墨田区・江東区・台東区・江戸川区密着で外壁塗装、屋根塗装、雨漏り補修、防水工事リフォームを行う外壁塗装&屋根・雨漏り専門店ベストリニューアルです。
外壁や屋根の塗装が気になり始め、塗装工事を検討しているものの、工事中に騒音がする場合は生活がしづらくなったり、ご近所に迷惑をかけたりするのではないかと心配している方も少なくないでしょう。
そこで、今回は塗装工事でなぜ騒音が起こるのかや、騒音をストレスに感じない対策などについてわかりやすくご紹介していきます。
ぜひ参考にしてくださいね。
目次
外壁塗装工事で起こる騒音とその理由
お家のメンテナンスのなかでも、外壁塗装工事は騒音がうるさいというイメージがあり、「工事の時に生活は問題なくできるのか?」「ご近所の迷惑にはならないのか?」などを心配している人も少なくないでしょう。
そもそも、塗装工事ではなぜ騒音がするのでしょうか。騒音の原因を具体的に解説します。
足場の設置や解体時の音
塗装工事では、手の届かない高いところも作業しなければいけないため、足場が必須です。足場は金属パイプでできているため、足場を組む際に金属パイプがぶつかると音が出るため、騒音と感じる場合があります。また、パイプを組む際にハンマーで叩く場合は、それも騒音の原因になる可能性があります。
洗浄の音
塗装工事では、いきなり塗装を始めるのではなく、塗装の定着を良くするために、表面をきれいに洗浄します。しかし、その洗浄作業で使う高圧洗浄機が、騒音の原因となる場合があります。高圧洗浄機の使用時に出る作動音が大きな音のため気になることもあれば、高圧洗浄によりまわりに飛ぶ水しぶきの音がうるさいと感じることもあるでしょう。
ひび割れの補修作業の音
壁にひび割れやめくれなどの破損が見られる場合、先に補修作業をしてから塗装します。破損の範囲や場所などによって、施す作業が異なるため、場合によっては大きな音が出ることもあるでしょう。破損した箇所をカットして補修する際には、ディスクサンダーを用いることもあり、作動音が気になるケースがあります。
下地処理(補修)時に音がするケースも
外壁塗装では外壁材や表面の塗装の種類、劣化具合などによって下地処理を施さなければいけないケースがあります。例えば、錆びてもろくなった古い塗膜を除去するケレンという作業では、ディスクサンダーやカップワイヤーブラシを用いるため、これらを使用する際にも音が気になる可能性があるでしょう。
吹き付け塗装の音(吹き付け塗装の場合のみ)
通常外壁塗装はローラーのような道具で手塗り塗装しますが、吹き付け塗装の場合は、エアスプレーや万能ガンなどの吹き付け機械を使って塗装します。この吹き付け機械を使用する際は、作業音やスプレーが出る音がします。そのため、この作業でも騒音が気になる可能性があるでしょう。
職人の話し声が気になる
塗装作業は一般的に数人の職人で進めます。そのため、作業中に指示や相談などの話し声が聞こえる可能性があります。さらに工事中は、職人のほかにも足場業者や営業担当など多くの人が現場に出入りする可能性もあり、引き継ぎや共有事項の連絡などで会話が必然的に必要になるため、場合によっては家のなかにいても話し声が気になってしまう可能性があります。
塗装工事の騒音はどれくらい?
外壁塗装工事では騒音が気になるといいますが、具体的にどれくらいの音がするのか、本当に耐えられないほどの音量なのかと気になっている方もいるでしょう。そこで、それぞれの音がどれほどの大きさなのかを解説します。
どれくらいの音が騒音になるのか
音の大きさは「デシベル」という単位で表されます。人が騒音と感じるレベルは、次の例を基準に考えるとイメージがつきやすいのではないでしょうか。
■50デシベル
静かな部屋でエアコンの音や換気扇の音が気になるレベル
■60デシベル
洗濯機の音やトイレを流す音などで多くの人がうるさく感じ始めるレベル
■70デシベル
人ごみのなかや掃除機の音など大きな声を出さないと聞き取れないレベル
■80デシベル
地下鉄の車内や楽器の音、サイレンの音などかなりうるさい感じるレベル
以下では、実際に塗装工事で出る音がどれくらいのレベルなのかを解説します。日常で騒音と感じるレベルを基準にイメージしてみてください。
■足場の設置や解体の音・・・80〜90デシベル程度
■高圧洗浄機の音・・・80デシベル程度
■補修作業やケレン・・・70〜80デシベル程度
■職人の話し声・・・50デシベル程度
騒音の影響範囲
音の影響は、音の元となる場所から10メートル離れるごとに20デシベル減少していくといわれています。そのため、隣の住宅では工事内容によっては音の影響が強くなる可能性が高くなるでしょう。
時間帯による騒音の感じ方
音は、聞く環境によっても感じ方が異なります。例えば、日中と比較して夜間など周りの環境が静かなときは、同じ音量であっても大きく感じる可能性があります。
また、近くに赤ちゃんや子どもがいる、音に敏感なペットがいる場合にはストレスを感じてしまう場合もあるでしょう。さらに最近では、在宅勤務する人も増えたため、仕事の妨げになる可能性もあります。
塗装工事で騒音が気になる期間は?
外壁塗装は作業によってかかる期間が異なります。それぞれの作業がどれくらい続くのかをあらかじめ知っておけば、騒音に対しての心づもりもできるでしょう。
足場の設置と解体作業:半日~2日程度
足場の設置や解体は、戸建住宅であれば半日で終了するケースがほとんどです。そのため、工事の初日と最終日に行われる可能性が高く、大きな音がするのも短時間です。ただし、大型物件やマンションでは足場の設置だけで2日程度必要になるケースもあります。
高圧洗浄:半日~1日程度
足場の設置と同様に、工事のなかで音が大きいとされる作業が高圧洗浄です。高圧洗浄で壁面などの汚れを綺麗に落とす作業は5〜6時間もあれば終了します。ただし、汚れの範囲が多かったり、なかなかよれない汚れがあったりする際は、これより長い時間作業する可能性もあるでしょう。
下地補修:半日程度
下地補修は、足場の設置や高圧洗浄と比較すると、あまり大きな音がしないケースが多いですが、機械を使った作業などがある場合は、騒音と感じる可能性があります。補修の範囲にもよりますが、こちらの作業も半日ほどで終了するのが一般的です。
吹付塗装:2~3日程度
手塗りではなく、スプレーガンなど専用の機械を使用して塗装する吹き付け工事では、手塗りよりも大きな音がする可能性が高いでしょう。塗装にはこれまでの作業よりも時間がかかるため、2〜3日程度かかると見積もっておきましょう。
屋根カバー・葺き替え工事:3~7日程度
屋根カバー・葺き替え工事は、塗装工事の作業ではありませんが、屋根のメンテナンスは外壁塗装工事とセットで行われることも多い工事です。なお、屋根の工事では、劣化した屋根材を撤去したり、防水シートを固定したりする際に音が出る可能性が高いとされています。工事期間は、作業内容により異なりますが3〜7日程度が一般的です。
塗装工事中の騒音対策
外壁塗装工事では、作業によってある程度音が出てしまうことは避けられません。また、自宅のなかで聞いていると、思ったより音がしてストレスに感じる可能性もあります。少しでも音をストレスに感じないためには、次の対策をしてみるのもよいでしょう。
大きな音の出る作業をする日をあらかじめ教えてもらう
大きな音のする作業がいつ行われるかを事前に把握しておけば、対策したり心づもりしたりしておけるでしょう。そのため、業者に工事のスケジュールを共有してもらい、何日の何時ごろに該当の作業があるのかをチェックしておくことが重要です。
イヤホンやヘッドホンをして騒音を遮断する
家のなかで過ごす際、音が気になる場合はその時間だけイヤホンやヘッドホンをして音楽を聞いたりテレビをみたりして対策しましょう。ノイズキャンセリングのものを使用すれば、かなり音を遮断できます。もし、静かに過ごしたい場合は、耳栓をするのも一つの方法です。
音が気になる作業の日は家にいないようにする
工事は日中に行われるため、音が気になる作業がある日は、その時間に合わせて買い物に出かけたりして家をあけてしまうのも対策として効果的です。工事対策ということで、ランチをしたりするのも工事でストレスが溜まっている際は、リフレッシュになっておすすめです。
職人の声が気になる場合は業者に相談する
職人の話し声が気になる場合は、遠慮せずに相談してみましょう。直接伝えるのではなく、業者の営業担当に「少しだけボリュームを下げてほしい」「子どもが寝る時間帯は静かにしてほしい」と具体的に伝えて間に入ってもらえば、間に入ってもらえます。
職人が連携をとってスムーズに作業を進めるために、ある程度の会話は必要ですが、無理に我慢してストレスをためないようにしてください。
塗装工事の騒音で近隣とのトラブルにならないための対策
騒音は工事している家の住人以外に、近所の住宅にも影響を与える可能性があります。トラブルにならないためには、事前にご近所への配慮もしておくとよいでしょう。
塗装工事前にあいさつと説明をする
予告なく突然工事が始まると、子どもがいる家庭では寝かしつけに影響したり、在宅勤務している人の仕事の妨げになったりする恐れがあります。そのため、塗装工事が始まる前に、騒音の影響がありそうな家にあいさつと、どのような工事を実施するのかなどを説明しておきましょう。
騒音が出る可能性ある日を伝えておく
工事の事前説明の際、わかっている範囲で工事のスケジュールを伝えておくのもおすすめです。自分たちと同じように、事前にスケジュールを把握しておけば、対策しておけるため、予期せぬ騒音でトラブルになることを避けられるでしょう。
防音シートを設置してもらう
住宅を覆うように防音シートを取り付けると、一般的に周囲へ20デシベル程度の防音ができるとされています。また、シートを取り付けておけば防音だけでなく、周囲へ粉塵が飛ぶのも抑えられるでしょう。そのため、事前に依頼する業者へ、防音シートの取り付けは可能か聞いてみてください。
工事の時間帯に配慮してもらう
工事は基本的に日中(10時ごろ〜15時ごろ)を目安に実施する場合が多いですが、季節によってはもう少し遅くまで作業する場合もあります。一方で、夜間に作業する業者は基本的にありませんが、念のため作業時間を確認しておき、「この時間の作業は避けてほしい」という要望があれば、事前に相談しておきましょう。
まとめ
今回は、外壁塗装工事で発生する騒音の種類や音の大きさ、騒音対策などを解説しました。
外壁塗装工事では、作業によっては「うるさい」と感じることもありますが、いずれの作業も何日も続くものではありません。事前に音がするタイミングを把握しておき、ストレスにならないよう対策しておきましょう。
ベストリニューアルは、創業以来60年以上にわたり塗装工事を行っております。
ぜひお気軽にお問合せくださいね。