【戸建屋上・バルコニー】防水工事に適した時期や季節は?工事のポイントや費用相場も紹介
2022.12.28 (Wed) 更新
こんにちは。
東京都墨田区・江東区・台東区密着で外壁塗装、屋根塗装、雨漏り補修、防水工事リフォームを行う外壁塗装&屋根・雨漏り専門店ベストリニューアルです。
「今の状態は危険なのかな?」
「屋上防水のメンテナンスっていつ行うのが普通なのだろう……」
「避けたほうがいい季節ってあるのかな?」
築10年を過ぎて屋上やベランダ防水の劣化が気になりだしたとき、多くの方が防水工事のタイミングについて考えるようになります。
しかし、メンテナンスの適切なタイミングが分からずに不安を感じるものですよね。
そこで、この記事では戸建の屋上やバルコニーにおける防水工事について
- メンテナンスのタイミング
- 工事に適した季節
- 劣化症状とリスク
- 費用相場
について解説します。
この記事を読むことで、防水工事の概要や気を付けるポイントを知ることができますよ。
ぜひ参考にしてくださいね。
目次
【戸建屋上・バルコニー】防水のメンテナンス時期の目安は10~15年
屋上やバルコニーの防水メンテナンスの目安時期は10~12年ごとです。
屋外やバルコニーは外部にさらされているため、紫外線や風雨によって劣化しやすくなります。
防水の耐用年数は10年程度が一般的です。
「外壁塗装はしても防水工事の再施工はしたことがない」というお宅をよく拝見しますが、定期的なメンテナンスは必ず必要です。
築10年を過ぎたら、プロの業者に点検を依頼するようにしましょう。
なお、ベストリニューアルでは無料で点検を行っております。
お気軽にご利用ください。
【戸建屋上・バルコニー】防水工事を行う季節は春と秋が人気
防水工事は一年を通して行うことができますが、天候の安定しており作業のしやすい春と秋が特にオススメです。
しかし、繁忙期でもあるこの時期は、業者をおさえておかなければ対応してもらえない可能性もあります。
早めに相談・工事予約をしておくと安心ですね。
一方、夏と冬でも防水工事を行うことに問題はありません。
しかし、暑さで防水シートが伸びてしまったり、塗料がなかなか乾燥しなかったりする現象が起こりやすいため、施工時には特に注意が必要です。
また、梅雨や台風の影響によって、工期が当初の予定より延びてしまうことも考えられます。
防水工事を行うにあたり、夏や冬は天候に影響されやすい季節ですが、一般的には
- 工事日程の希望を受け入れてもらいやすい
- 割引キャンペーンがある
などのメリットがあります。
【戸建屋上・バルコニー】防水の劣化症状
屋上やバルコニーの防水層は、時間の経過とともにさまざまな劣化が現れます。
主な症状と工事についてまとめたものは下記の表です。
次のような劣化症状が見られる場合は、早めに対策を行うことが重要となります。
症状 |
原因や症状 |
表面のひび割れ |
トップコートがひび割れて、防水層を保護できない状況になっている |
塗膜の剥がれ・膨れ |
・紫外線や経年劣化でトップコートの伸縮性がなくなっている ・防水層や下地に雨水が侵入している |
防水層の亀裂 |
・経年劣化の放置 ・地震の影響 |
雨漏り |
・排水溝の詰まりや勾配不足 ・防水層の劣化や痛みの放置 |
防水の劣化症状について、詳しくは「【戸建ベランダ・バルコニー防水工事】FRP防水とウレタン防水の違いは何?」の記事でも紹介しています。
ぜひあわせてご覧ください。
【戸建屋上・バルコニー】防水の劣化を放置したときのリスク
屋上やバルコニーの劣化症状を放置すると、状態はどんどん悪化します。
防水層から建物内部に雨が入り込むと、雨漏りを起こすだけでなく、木材を腐らせシロアリが発生することにも繋がるため注意しなければなりません。
雨漏りに気付いた時には、木部まで水が回っていることがほとんどです。
建物の寿命を大きく縮めてしまう事態も考えられます。
メンテナンスを定期的に行っていれば、防水工事の費用のみとなるので費用も時間もさほど必要ありませんが、もし建物内部まで水が回り構造材を腐らせていた場合は 20~50万円近くの費用がかかってしまうこともあります。
メンテナンスは定期的に行い、最低限の費用で防水を維持させることが重要ですね。
【戸建屋上・バルコニー】防水工事のポイント
防水の種類を適切に選ぶ
戸建の屋上やバルコニーの防水には、主に
・FRP防水
・ウレタン塗膜防水
をつかうことが一般的です。
それぞれにメリット・デメリットがあるため、場所や状態にあわせて防水を選ばなければ、後々不具合が生じる可能性があります。
例えば、ウレタン防水のところにFRP防水など、既存と異なる防水で施工すれば、塗膜が膨れを起こしてしまうこともあるので注意が必要です。
防水の種類は、工事場所や防水それぞれの特徴にあわせて選ぶことが重要となります。
適切な防水についてご自身で選ぶことは判断することは難しいので、プロに相談するようにしましょう。
防水それぞれの特徴について、詳しくは「【戸建ベランダ・バルコニー防水工事】FRP防水とウレタン防水の違いは何?」の記事でも紹介しています。
ぜひあわせてご覧ください。
施工実績豊富な工事業者を選ぶ
防水工事を行う際には、実績が豊富な業者に依頼することが大切です。
前述したように防水工事には、天候や気温に影響されやすく、専門知識が必要となります。
また、仕上がりには職人の腕も大きく影響するので、施工業者によっては防水層にムラができたり、隙間が生じたりなどの施工不良を起こすことにもなりかねません。
また、業者に相談した際には
- 丁寧に調査をしてくれるか
- 詳細な見積をくれるか
ということも重要です。
- 劣化や建物の状態も確認せずに工事を提案してくる場合
- 見積書に範囲が書かれておらず「一式」となっている場合
などは、その業者に依頼するリスクは高いといえます。
防水層は建物の寿命を左右する「要(かなめ)」となる工事です。
ぜひ、ノウハウをもった信頼できる会社に依頼するようにしてください。
【戸建屋上・バルコニー】防水工事の費用相場
前述したように、戸建て住宅で行われる防水工事は、一般的に「ウレタン防水」と「FRP防水」の2種類です。
それぞれの施工費用相場を以下の表にまとめています。
防水の種類 |
費用 |
ウレタン防水 |
・密着工法:3,000~4,500円/㎡ ・通気緩衝工法:5,500~7,500円/㎡ |
FRP防水 |
4,000~8,000円/㎡ |
上記は相場であり、施工規模や状態によっては価格が大きく異なる場合もあります。
ご自宅の防水工事の価格を正確に知るためには調査が必要となりますのでご注意ください。
まとめ
今回は、戸建の屋上やバルコニーにおける防水工事について
- メンテナンスのタイミング
- 工事に適した季節
- 劣化症状とリスク
- 費用相場
について解説しました。
防水工事は、施工上の決まりさえ守れば「いつ行うか」は問題にはなりません。
お客様のタイミングやご自宅の状況によってベストなシーズンを選ぶとよいでしょう。
重要なことは、防水の種類や施工業者を適切に選ぶことです。
費用も大切ですが、それだけで防水の種類や施工業者を判断してしまうと失敗する恐れが高くなります。
費用と質、どちらも大切にしてくださいね。
ベストリニューアルは、創業以来60年以上にわたり外壁塗装・防水工事を行っております。
これまで数多くの戸建て、ビル・マンション・アパート、工場、倉庫の防水工事に携わってまいりました。
ぜひお気軽にお問合せくださいね。