屋根修理工事は悪徳業者に注意!よくある4つの詐欺手口と対策について
2022.12.05 (Mon) 更新
こんにちは。
東京都墨田区・江東区・台東区密着で外壁塗装、屋根塗装、雨漏り補修、防水工事リフォームを行う外壁塗装&屋根・雨漏り専門店ベストリニューアルです。
「お家の屋根が割れていますよ」
突然訪問してきた業者にそう指摘されたとき、どうすることが正解なのでしょうか。
屋根は、登ってみないと状況が分からないことが多いため、業者の言っていることが「正しいのかどうか」をすぐには判断することができません。
訪問業者に屋根の劣化を指摘され、
「これって、本当!?それとも詐欺なの!?」
と不安になったり、困惑したりした経験がある方はとても多いようです。
そこで、今回は屋根修理工事における
- 詐欺の手口
- 対策
について解説します。
悪徳業者を見抜くのはとても難しいですが、この記事を読むことで詐欺被害にあわないようにすることができますので、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
屋根修理工事ではトラブルが多発している
訪問販売によるリフォーム工事での被害は年々増加しています。
トラブルを抱えた被害者からは
「急かされて契約をしてしまった」
「工事をしないと危険といわれた」
など、国民生活センターへの相談が後をたちません。
特に、屋根修理工事においては、建物の寿命に大きく影響するような緊急性のある不具合も多いため、不安な気持ちにつけこみやすくなっています。
屋根修理の詐欺は、もはや他人事ではなくなってきていますので、詐欺の手口や対策について知っておくことがとても重要なのです。
優良業者と悪徳業者では工事結果に差が出る
「屋根の修理工事なんて、どこに頼んでもそんなに違わないでしょ!?」
もしかしたら、そう思っている方もいらっしゃるのかもしれません。
しかし、優良業者と悪徳業者では明らかに工事結果に差が出てしまうのです。
優良業者と悪徳業者の工事結果の違いについて、下記の表にまとめました。
工事結果の違い
優良業者 |
悪徳業者 |
・根本的に原因を解決できる ・必要以上の工事は行わない ・建物の寿命がのびる ・他の建材に悪影響がない |
・またすぐに補修が必要となる ・部分修理で十分なところを、必要以上に修理してしまう ・専門知識がないため、根本的な解決ができない ・補修したせいで雨漏りしてしまう (施工不良) |
悪徳業者に頼んだとしても一時的な補修はできるのかもしれませんが、そもそもの問題が解決できずまたすぐにトラブルが発生してしまう可能性があります。
費用がかさむだけでなく、結局は、工事をしたこと自体が建物の寿命を縮めてしまうことにつながることもあり得るのです。
悪徳業者に注意!屋根修理における4つの詐欺の手口
ここでは、実際によくある詐欺の手口について紹介していきます。
詐欺手口とともに、どんな被害に遭うのかについても知っておきましょう。
【詐欺の手口1】突然訪問してきて屋根の劣化を指摘する
これは、訪問販売において一番よくある手口です。
例えば、近隣を工事するためにたまたま通りかかった業者を装い「ご自宅の屋根が割れているのが見えたので知らせにきました」などと、ご自宅の屋根の劣化を指摘してくるケースがあります。
こんなことを言われたら、当然、誰でも不安になりますよね。
そこで業者はすかさず「屋根に上ってよく見てみましょうか」と申し出るのです。
しかし、これを親切心だと思い込み、点検を依頼すると大変なことになるので注意してください。
屋根に上った業者は、ありもしない劣化を報告したり、わざと壊して修理を迫ってきたりなどの詐欺行為を働くのです。
【詐欺の手口2】メーカーを装って点検を行う
ご自宅に関係するハウスメーカーを装った悪徳業者が、あたかも定期点検で訪れたようにみせかけるケースがあります。
基本的に、ハウスメーカーはアポをとってから点検を行うことがほとんどです。
「契約したら実はまったく関係のない業者だった」
ということにならないように、突然の訪問や点検には注意してくださいね。
また、詐欺であるかどうか判断するためにも、点検する前には担当者の名刺を確認するようにしましょう。
【詐欺の手口3】火災保険で屋根修理が無料になると言われる
悪徳業者は「屋根の修理は、火災保険で無料できます」と売り込んでくる場合があります。
しかし、火災保険の内容や保証範囲・金額は様々で「工事が無料でできる」と絶対に確約できるものではありません。
悪徳業者の言葉を鵜呑みにし
「契約したが、保険がおりなくて自分で支払うことになってしまった」
という詐欺被害が多発しています。
もちろん、火災保険で工事できるケースもあるのですが、その場合でも保険金が下りてから契約することが大切です。
【詐欺の手口4】大幅値引きをうたう
リフォーム工事は高額になりやすいので、誰でもできるだけ安価で済ませたいと思うものですよね。
そのため、業者によってはキャンペーンなどをうたって高額な値引きを行うケースがあります。
しかし、こういった訪問販売の手口では、そもそもの金額が必要以上に高く設定されており、キャンペーンで安くなったと見せかけている場合が多いのです。
屋根修理工事における詐欺の特徴
屋根修理において詐欺を行う業者には以下の特徴があります。
- 原因と解決法を具体的に説明してくれない
- 点検時(工事前)の写真を提示しない
- 自社のホームページや口コミがない
- 見積書がない、見積書が手書き
- 見積書に、一式工事など具体的な工事内容や数量が記されていない
- その場で契約するよう急かす
詐欺とまでいわなくとも、上記の点をきちんと行わない施工業者は、適切な工事をできない可能性が高いといえます。
当てはまる項目があるのであれば、契約は行わないようにするのが得策です。
屋根修理工事で詐欺(被害)にあわないためには
屋根の劣化を指摘されたら、誰でも不安になるものです。
詐欺にあわないためには、対策をしっておくことがとても重要となります。
ここでは、5つの対策について紹介していきます。
【詐欺対策1】屋根に上らせない!点検はドローンで行ってもらう
まずは、突然訪問してくる業者を屋根に上らせないこと。
これがとても大切です。
屋根に上られると、以前から劣化があったように見せかけるために屋根を割られる可能性もあります。
屋根の点検は、高所カメラやドローンで行うようにしましょう。
特にドローンによる調査は、屋根の全体像がわかりますし、搭載したカメラであらゆる方向から撮影することができるため、とてもオススメです。
また、敷地内に調査員を入れる必要もありませんので安心ですよ。
当社でも、屋根の調査はドローンによって行っています。
詳しくはこちらの「ドローン撮影を利用した資料作成」でも紹介していますので、ぜひあわせてご覧ください。
【詐欺対策2】屋根を点検した時の写真を提出してもらう
詐欺業者に限らず優良業者であっても、記録を残すことはとても大切です。
屋根の劣化を指摘されても、業者の言葉だけで具体的な証拠がなければ、工事をすべきかどうかの判断を下すことはできません。
言葉だけならどれだけでも嘘を付くことができるので、まずは点検したときの写真や報告書を提出してもらうようにしましょう。
ただし、別の家の写真を見せてくる業者もいますので、詐欺に合わないようにその写真が本当に自宅の屋根かどうかを見極めることも大切です。
【詐欺対策3】業者のホームページやクチコミを確認する
詐欺を行う業者は、自社のホームページをもっていないことがほとんど。
また口コミ投稿などもありません。
点検・調査を行ってもらう前に、自分でも業者の情報について調べてみるようにしましょう。
【詐欺対策4】屋根修理工事の契約を即決しない
もし「今決めてくれたら大幅に値引きする」と言われても、屋根の工事をその場で即決してはいけません。
屋根の工事はお住まいの寿命を左右します。
施工方法や施工業者は慎重に検討することが大切です。
【詐欺対策5】地元密着業者にも屋根の点検を依頼する
突然訪問してきた業者に屋根の劣化を指摘されたら「詐欺かもしれない!?」と思いつつも、その言葉がひっかかってずっと不安になるものですよね。
その場合は、屋根の状態を確かめることが一番です。
屋根の点検・調査は地元密着の信頼と実績のある業者に相談するようにしましょう。
当社では屋根の点検を無料で行っています。
ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。
まとめ
今回は、屋根の修理工事においてのポイント、詐欺の手口・被害、そしてその対策について解説しました。
どんなに気を付けていても、悪徳業者は近づいてくるものです。
悪徳業者を避けることは難しいですが、詐欺被害についての知識をもっておくことで、詐欺被害にあわないようにすることはできます。
中でも一番の対策は、工事は突然訪問してきた業者ではなく、信頼できる地元の業者に依頼すること。
これに尽きますので、ぜひこの機会に頼りになる業者を事前に探しておくことをオススメします。
ベストリニューアルは、創業以来60年以上にわたり屋根修理・塗装・防水工事を行っております。
ぜひお気軽にお問合せくださいね。