住宅ローンの借り換えでリフォーム費用が実質0円になるって本当!?断然お得になる条件とは?
2022.11.29 (Tue) 更新
こんにちは。
東京都墨田区・江東区・台東区密着で外壁塗装、屋根塗装、雨漏り補修、防水工事リフォームを行う外壁塗装&屋根・雨漏り専門店ベストリニューアルです。
「外壁を塗り替えたいけれど、住宅ローンが残っているから支払いが厳しい」
「リフォーム費用なんてどうやって捻出したらいいの?」
築年数が経ってくると、外壁の塗り替えなど、住まいには定期的なメンテナンスが必要不可欠となります。
分かってはいるものの、新築時に組んだ住宅ローンの返済が厳しくて、これ以上の出費をどうにか避けたいというところが本音ですよね。
しかし、メンテナンスを怠ると、劣化がどんどん進行します。
本来ならばしなくて済んだはずの大規模な修理が必要となることもありますので、やはり劣化を放置することは避けなくてはなりません。
そこで、今回は住宅ローンの借り換えで「リフォーム費用が実質0円」になるお得な情報をご紹介したいと思います。
住宅ローンとリフォームローンの違いや、借り換えでメリットがある人の条件や注意点などもまとめていますので「資金繰りが厳しい」とリフォームを諦める前に、ぜひ検討してみてくださいね。
目次
住宅ローンとリフォームローンの違い
住宅ローンとリフォームローンの違いは大きく4つあります。
- 資金用途
- 金利
- 借入可能額
- 返済期間
以下の表は、住信SBIネット銀行(2022年11月1日現在)における住宅ローンとリフォームローンの違いをまとめたものです。
住宅ローン |
リフォームローン | |
資金用途 |
・住宅購入費用 ・住宅購入費用+リフォーム費用 |
リフォーム費用 |
金利 |
年0.398%(変動金利) | 年2.475%~4.475%(変動金利) |
借入可能額 |
500万円~1億円 | 10~1,000万円 |
返済期間 |
1年~35年 | 1年~10年 |
団信 |
〇 | - |
担保 |
〇 | - |
審査 |
1ヵ月半程度 | 2週間程度 |
上記の表が示すように「資金用途」「金利」「借入可能額「返済期間」には、大きな差があることがわかります。
特に、金利においては、住宅ローンの方がリフォームローンよりも金利が断然低くなっています。
つまり、リフォームを行う場合は、リフォームローンではなく、住宅ローンを利用して借入を行うほうが、圧倒的に有利な条件で借入することができるのです。
リフォームするなら住宅ローンの借り換えを検討しよう
住まいの環境や寿命を維持するためには、メンテナンスが必要不可欠です。
外壁塗装は10年程度に1度は必要となりますし、給湯器などの設備機器は15年程度で故障するため、定期的に取り換えていかなければなりません。
しかし、新築した際はこの維持費について深く考えていない方がほとんです。
リフォーム資金を貯めている方はとても少ないことでしょう。
そのため、リフォーム資金の準備がない場合は、ローンの利用も視野にいれることとなります。
リフォームローンは金利がとても高くなりますので、もし住宅ローンが残っているのであれば、まずは「住宅ローンの借り換えを行って、リフォーム資金を捻出する」ことを検討することがオススメです。
外壁塗装などのリフォーム費用が実質0円になることもある
「ローンを組むなんてとんでもない!!」
「住宅ローンの支払いがあるのに、リフォーム費用についても上乗せしてローンを組むの!?」
と、リフォーム資金をローンから捻出することに嫌悪感を抱く方はたくさんいらっしゃることでしょう。
しかし、住宅ローンを借り換えることで、支払い費用を大きく軽減することができることも多いですし、場合によってはリフォーム費用をまるごと捻出できた事例も実際にたくさんあるのです。
なぜ、こんなにもお得な出来事が起こってしまうのでしょうか。
ここでは、その理由について解説していきます。
【理由1】住宅ローンを借り換えるだけで金利負担が大きく軽減
現在は最低金利といわれる時代です。
10年以上も前に住宅ローンを借り入れた方は、今よりも随分高い金利であることが多く、現在のローンを他の銀行で借り換えることで、削減した金利分がリフォーム代を上回ることもあるのです。
下記は、住宅ローンの借り換えによって負担額が軽減した例です。
【残高:1,500万円、残り返済期間:20年の場合】
毎月返済額 |
支払い総額 | |
借り換え前 金利:2.6% |
80,218 円 | 19,252,200円 |
借り換え後 金利:0.6% |
66,340 円 |
15,924,831円 (別途、事務手数料等諸費用 512,000円) |
このような条件では、借り換えだけで、返済額が約330万円も減少、毎月の返済額は約1万3千円も減少することがわかります。
【理由2】リフォーム費用を上乗せしても返済額は減少
最近では、リフォーム費用を含めて住宅ローンを借り換えることができる銀行がたくさんあります。
そして、条件によっては、リフォーム資金を含めても返済額を減らせる可能性もあるのです。
下記は、150万円のリフォーム資金を組み込んで住宅ローンを借り換えることによって、負担額が軽減した例です。
【残高:1,500万円、リフォーム資金:150万円、残り返済期間:20年の場合】
毎月返済額 |
支払い総額 | |
借り換え前 金利:2.6% |
80,218 円 | 19,252,200円 |
借り換え後 金利:0.6% |
72,974円 |
17,517,322円 (別途、事務手数料等諸費用 551,000円) |
このような条件では、リフォーム資金を組み込んで住宅ローンを借り換えることで、返済額が約170万円も減少、毎月の返済額は約7千円も減少することがわかります。
住宅ローンの借り換えでリフォーム費用を捻出できる条件とは?
一般的に、住宅ローンの借り換えによってメリットが出やすいケースは以下のとおりとなります。
- 住宅ローンの残債が1000万円以上
- 住宅ローンの金利が1.0%以上
- ローン残存期間が10年以上
上記のような方は、住宅ローンの借り換えでリフォーム費用を捻出できる可能性がありますので、ぜひ借り換えを検討してみるとよいでしょう。
ただし、住宅ローンの借り換えがとてもお得になるかどうかは、人それぞれですし、借り換えの条件によっても異なります。
住宅ローンの借り換えが、自分にとってもメリットになるかどうかは、相談やシミュレーションなどを行って確認するようにしてくださいね。
住宅ローンにリフォーム費用を上乗せして借り換えたときの3つの注意点
住宅ローンの借り換えにリフォーム資金を含める場合、どのような点に注意すべきでしょうか。
ここでは、その注意点について解説していきます。
住宅ローンは着工する前に借り換えること前提
ほとんどの場合「リフォーム工事を始めていない」ということがローンの融資条件となります。
そのため、工事の着工は融資の審査が完了後となるようにスケジュールを組んでおくことが必要です。
住宅ローンの借り換えにリフォーム費用を含めたい場合は、リフォーム工事の検討段階で、事前に各金融機関に相談しておくようにすると安心ですよ。
自分自身が住んでいる住居に限定される場合がある
金融機関によっては、住宅ローンを組めるのは、自分自身が住んでいる住居に限られることがあります。
実家をリフォームしたい場合などについても、そもそもローンを組めないことがあるため、注意が必要です。
あらかじめ金融機関に相談するようにしましょう。
基本的に団体信用生命保険への加入が必要
団体信用生命保険(団信)とは、ローン契約者が死亡または高度障害状態になったときに、ローンの残額を返済してくれる生命保険のことをいいます。
住宅ローンの借入れでは、ほとんどの金融機関で団体信用生命保険(団信)への加入が必須となっています。
ただし健康状態が定められた基準以上でなければ、団信に加入できないため、持病が原因で住宅ローンを借りることができないといったケースもあるのです。
いろいろな金融機関の商品を比較検討して、自分にあった住宅ローンを見つけるようにしてくださいね。
国や県の補助金や助成金を利用できるかも検討しよう
国や地方自治体では、子育て支援や省エネを目的として、特定のリフォームに対して補助金・助成金制度を用意しています。
例えば、内窓や塗装など、断熱や省エネなどのリフォームについても助成金を利用できることがあります。
リフォームを行う際には、利用できる制度があるかどうかを事前に調べておくようにしましょう。
なお、内窓リフォームついて利用できる助成金制度は「冬の断熱リフォーム・省エネ対策なら内窓がオススメ!お得な補助金・助成金情報も紹介」の記事で、外壁や屋根塗装に利用できる助成金制度については「【屋根塗装】遮熱塗料の効果や選び方を解説!東京都墨田区、台東区、江東区の助成金も紹介」の記事で紹介しています。
ぜひあわせてご覧ください。
まとめ
今回は、住宅ローンの借り換えについて
- 住宅ローンとリフォームローンの違い
- リフォーム資金が実質0円になるケース
- 借り換えが効果的なケース
- リフォームを含めた借り換えにおける注意点
について解説しました。
条件によっては、住宅ローン費用にリフォームローン費用を足して借り換えた方がお得になるケースがあります。
そして、実際にたくさんの方がこの方法を利用して、資金繰りを心配することなく安心してリフォーム工事を行っています。
住宅ローンが残っている場合は、ぜひ住宅ローンの借り換えを検討してみてくださいね。
住宅ローンの借り換えを利用した外壁塗装や防水工事等ついては、当社でもご相談いただくことが可能です。
ぜひお気軽にご相談ください。